今回は、「スワップ金利収入を主眼にしている
トレーダーにとって最適なレバレッジは、
一体どのくらいなのか」について考えたいと思います。
スワップ派のトレーダーが1番の
問題として気にかけることは、
いかにロスカットにひっかからずに
スワップ金利を受け続けられるか
だと思います。
一般的に、
レバレッジが上がれば
その分リスクも上がる
といわれています。
ではリスクとは一体何でしょうか。
ここで、具体的に1ドル=120円の条件で、
米ドル買い参入する場合を考えてみます。
レバレッジ1倍の場合と、レバレッジ4倍の場合を比較します。
条件1
120万円を全額投資する場合(1ドル=120円)
(a)レバレッジ1倍、投資金額120万円、取引通貨量1万ドル
(b)レバレッジ4倍、投資金額120万円、取引通貨量4万ドル
〈リターン〉 (b)は(a)に比べて、投資金額が同じなのに、
4倍のスワップ金利を受け取る事が出来ます。
【条件1】の状態で、1ドル=115円になった場合は、
(a)レバレッジ1倍、損失 5万円、口座残高115万円
(b)レバレッジ4倍、損失20万円、口座残高100万円
〈リスク〉
【条件1】の場合のリスクとは、
損失額がレバレッジの分だけ大きくなってしまうということです。
条件2
1万通貨分だけ投資する場合(1ドル=120円)
(a) レバレッジ1倍、投資金額120万円、取引通貨量1万ドル
(b) レバレッジ4倍、投資金額30万円、取引通貨量1万ドル
〈リターン〉
(b)は(a)に比べて、少ない資金で投資をすることができます。
【条件2】の状態で、1ドル=90円になった場合(極端ですが…笑)は、
(a)レバレッジ1倍、損失30万円、取引は継続中、口座残高90万円
(b)レバレッジ4倍 損失30万円、ロスカットで取引終了、
口座残高0
(注:実際はもっと早くロスカットされるので明確な数値ではありません)
〈リスク〉
【条件2】の場合、損失額は一緒ですが、
(b)は強制ロスカットで取引が終了しています。
もしこの後、1ドル=120円に戻った場合、Aは残高120万円に戻るのに対して、
Bはそのままです。
つまり、【条件2】のリスクとは、
一時的な価格変動でロスカットになりやすいことです。
【条件1】と【条件2】で発生するリスクとリターンは、
言い回しが違うだけで、本質は一緒です。
レバレッジによって高くなるリスクとは、
価格変動に対する損益が大きくなること、
その結果強制ロスカットになりやすくなるということです。
では、低レバレッジは低リスクになるのでしょうか?
一般的にはそういわれています。
価格変動に対して、強制ロスカットになりにくいからです。
しかし、それは本当に低リスクなのでしょうか。
私たちは限られた資産、限られた時間で
資産運用をしていかなければなりません。
例えば、上記の【条件2】で、もし仮に1ドル=80円まで下がった場合、
Bの損失は30万円で済みますが、Aの損失は40万円になってしまいます。
1ドル=80円になるのに10年かかったとしたら、
Aは少なくとも10年間の資金を無駄にしてしまうということです。
このように低レバレッジは負けにくくはなりますが、
負けたときの損失が大きくなります。
そのため、一概に低リスクとはいえません。
大負けを防ぐためには、ロスカットが重要になってきます。
「ロスカット=小さな損失」は、
「大きな損失=強制ロスカット」を避けるために行う保険です。
ロスカットしない場合、
運が悪ければ「強制ロスカット」となり、
資金の大半を失ってしまうかもしれません。
このように、高レバレッジにすれば負けやすい傾向にあり、
低レバレッジにすると負けたときの失額が大きくなる傾向にあります。
では、スワップ派にとって最適なレバレッジはどのくらいでしょうか。
最適な具体的数字を述べることは難しいのですが、
文頭にも述べたように、スワップ派にとって重要なのは、
いかにロスカットにひっかからずに
スワップ金利を受け続けられるか
です。
したがって、スワップ派はその手法上、
長期間の運用になるので、
ロスカットを受けやすい極端な高レバレッジは
避けたほうが無難だと思います。
このロスカットに耐えられない場合は、
レバレッジ3倍以上のポジションを持つことは
おすすめできません。
よって、低〜中レバレッジが基本になると思います。
最初のうちは慣れるまで、
低レバレッジでの運用がよろしいのではないでしょうか。
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トレーダーにとって最適なレバレッジは、
一体どのくらいなのか」について考えたいと思います。
スワップ派のトレーダーが1番の
問題として気にかけることは、
いかにロスカットにひっかからずに
スワップ金利を受け続けられるか
だと思います。
一般的に、
レバレッジが上がれば
その分リスクも上がる
といわれています。
ではリスクとは一体何でしょうか。
ここで、具体的に1ドル=120円の条件で、
米ドル買い参入する場合を考えてみます。
レバレッジ1倍の場合と、レバレッジ4倍の場合を比較します。
条件1
120万円を全額投資する場合(1ドル=120円)
(a)レバレッジ1倍、投資金額120万円、取引通貨量1万ドル
(b)レバレッジ4倍、投資金額120万円、取引通貨量4万ドル
〈リターン〉 (b)は(a)に比べて、投資金額が同じなのに、
4倍のスワップ金利を受け取る事が出来ます。
【条件1】の状態で、1ドル=115円になった場合は、
(a)レバレッジ1倍、損失 5万円、口座残高115万円
(b)レバレッジ4倍、損失20万円、口座残高100万円
〈リスク〉
【条件1】の場合のリスクとは、
損失額がレバレッジの分だけ大きくなってしまうということです。
条件2
1万通貨分だけ投資する場合(1ドル=120円)
(a) レバレッジ1倍、投資金額120万円、取引通貨量1万ドル
(b) レバレッジ4倍、投資金額30万円、取引通貨量1万ドル
〈リターン〉
(b)は(a)に比べて、少ない資金で投資をすることができます。
【条件2】の状態で、1ドル=90円になった場合(極端ですが…笑)は、
(a)レバレッジ1倍、損失30万円、取引は継続中、口座残高90万円
(b)レバレッジ4倍 損失30万円、ロスカットで取引終了、
口座残高0
(注:実際はもっと早くロスカットされるので明確な数値ではありません)
〈リスク〉
【条件2】の場合、損失額は一緒ですが、
(b)は強制ロスカットで取引が終了しています。
もしこの後、1ドル=120円に戻った場合、Aは残高120万円に戻るのに対して、
Bはそのままです。
つまり、【条件2】のリスクとは、
一時的な価格変動でロスカットになりやすいことです。
【条件1】と【条件2】で発生するリスクとリターンは、
言い回しが違うだけで、本質は一緒です。
レバレッジによって高くなるリスクとは、
価格変動に対する損益が大きくなること、
その結果強制ロスカットになりやすくなるということです。
では、低レバレッジは低リスクになるのでしょうか?
一般的にはそういわれています。
価格変動に対して、強制ロスカットになりにくいからです。
しかし、それは本当に低リスクなのでしょうか。
私たちは限られた資産、限られた時間で
資産運用をしていかなければなりません。
例えば、上記の【条件2】で、もし仮に1ドル=80円まで下がった場合、
Bの損失は30万円で済みますが、Aの損失は40万円になってしまいます。
1ドル=80円になるのに10年かかったとしたら、
Aは少なくとも10年間の資金を無駄にしてしまうということです。
このように低レバレッジは負けにくくはなりますが、
負けたときの損失が大きくなります。
そのため、一概に低リスクとはいえません。
大負けを防ぐためには、ロスカットが重要になってきます。
「ロスカット=小さな損失」は、
「大きな損失=強制ロスカット」を避けるために行う保険です。
ロスカットしない場合、
運が悪ければ「強制ロスカット」となり、
資金の大半を失ってしまうかもしれません。
このように、高レバレッジにすれば負けやすい傾向にあり、
低レバレッジにすると負けたときの失額が大きくなる傾向にあります。
では、スワップ派にとって最適なレバレッジはどのくらいでしょうか。
最適な具体的数字を述べることは難しいのですが、
文頭にも述べたように、スワップ派にとって重要なのは、
いかにロスカットにひっかからずに
スワップ金利を受け続けられるか
です。
したがって、スワップ派はその手法上、
長期間の運用になるので、
ロスカットを受けやすい極端な高レバレッジは
避けたほうが無難だと思います。
このロスカットに耐えられない場合は、
レバレッジ3倍以上のポジションを持つことは
おすすめできません。
よって、低〜中レバレッジが基本になると思います。
最初のうちは慣れるまで、
低レバレッジでの運用がよろしいのではないでしょうか。
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