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円高はスワップ派の敵!?


円高になるとスワップポイントが減ること
は実はあまり知られていません。


スワップポイントが減ってしまうと言うことは、
スワップ派にとって死活問題になりかねません。

ではなぜ減ってしまうのでしょうか。
その仕組みについて、
これから具体例を交えて説明したいと思います。

簡単に言えば、

スワップ金利を円に転換するときに、
その転換したときの為替レートが適用されるため


なのですが、分かりにくい点なので例を挙げて説明したいと思います。

仮に、ドル円1万通貨につき
1日1ドルのスワップが得られるとしましょう。

毎日、1日1ドルをもらっていても、
円に換算するとそのときのレートで価値は異なってきます。


1ドル=100円の場合、スワップ金利100円
1ドル=110円の場合、スワップ金利110円
1ドル=120円の場合、スワップ金利120円
  ※実際のスワップ金利は業者によって異なります。

このように、 スワップ金利は
円安になると価値が上がり、 円高になると価値が下がる
仕組みなのです。

例えば1ドル=120円の時、
1万通貨の1日辺りスワップ金利を120円換算で計算し始めた
スワップ派トレーダーがいたとします。

「今後円高になっても低レバレッジでロスカットに耐えられるだろう!」

というスワップ派なりの計算でも、
実際円高になって、1ドル=110円になれば、
スワップは1日110円に減少し、
当初の計算が少し狂ってきます。

特に、通貨のボリュームの小さいNZドル円(ex.1NZドル=80円) は、
ポンド円(ex.1ポンド=210円)などに比べ、1円の変動でも大きく影響してしまいます。


このように、スワップ金利の受け取りが減ってしまうというのは、
意外に盲点だったのでは無いでしょうか。
今後スワップ派で取引をする際には気をつけなければなりません。


►おまけ


そもそも、スワップは「交換する」という意味ですが、
一般にFXをはじめとする金融商品取引では

「金利の受取や支払を交換する」

という意味で使われています。


私は会計士の資格勉強をしていて、その際に習ったのですが、

スワップ取引とは、
「将来生じるキャッシュ・フローを交換する事を約する取引」
のことを言うそうです。

このスワップ取引には、

1.固定金利と変動金利とを交換する「金利スワップ」、
2.円貨と外貨の支払いを交換する「通貨スワップ」、
3.取引の対象として定めた商品について
金銭の支払いを相互に約束する「商品スワップ

の3種類があります。
この3種類だと、FXで「スワップ」と呼ばれているのは、
2.の通貨スワップにあたりますね。

FXでは、このロールオーバーされたときに発生する
2国間の金利差「スワップ」と呼ぶのが当たり前となっていますが、

他にも「スワップ」の意味が存在するのだということも、
豆知識としてお役に立てれば幸いです。

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