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チャートに「窓」が開いた時


チャートに窓が開く」と聞いて皆さんどういう意味か分かるでしょうか。
FXにおいて、「窓が開く」とは、

ある週の金曜日の終値と
次の週の月曜日の始値が繋がらない事


です。

するとチャートが離れてしまい、

その隙間のことを「チャートの窓」と呼びます。

では、なぜこんなことが起こるのか?というと、
為替のマーケットは月曜日から金曜日までしか開いていませんが、

実際にはマーケットが開いていない間にも
相対取引(マーケットを介さない取引のこと)は行われます。

そのため、
土日の間に買いと売りのどちらが一方の取引ばかりが多く行われると、
マーケットの外でレートが動いてチャートに窓が開いてしまうのです。

もう少し具体的に考えてみましょう。


例えば、金曜日の夜に円高に動くような
重大ニュースが報道されたとします。

そして1ドル=110円でマーケットが閉じたとすると、
土日の間に一気にドル売り円買いが行われて円高に動き、

月曜日の朝いきなり
1ドル=109円からマーケットが始まることがあるということです。

これはかなり極端な例ですが、
実際のチャートも毎週微妙に金曜日の終値と
月曜日の始値が離れています。


また、チャートの窓がもっともわかりやすいのが
サブプライム問題
が表面化した2007年夏です。

このときは相場の動きがとても激しく、
8/3(金)は1ドル=108.04円でマーケットが閉じましたが、
8/6(月)には1ドル=107.55で始まりました。

その差51銭!
かなり大きな窓ですね。

では、もし窓の間に注文を入れていたらどうなるのでしょう?


先ほどのケースなら例えば109.5円で
買いの指値注文を入れていたとします。

そうすると、チャートは109.5円を飛び越えているので、
注文は109.5円でも実際には109円で約定します。


これはロスカットの場合も同じで、ドル買いのポジションを持っていて
109.5円にロスカットを入れていたとしても
109円でロスカットされることになります。

窓の間に注文があるからと言ってそれが
完全に無視されるわけではないのでご安心を。


ただ、注文価格どおりには約定しないので
週末に相場が荒れた時には
取引を先に済ませてしまうのがオススメです。


また、業者ごとシステムの強度が違うので、
システムがしっかりしていない業者で取引していると、
相場の激しい動きにシステムが付いていけず、
窓がより大きく開いてしまう可能性があります。

一般的にシステムの強度は
スプレッドの大きさや業者自体の規模を見れば大まかに分かる
ので、
業者選びの参考にしてみてください。

業者の中ではFXCM系は窓の間に
指値注文(逆指値注文)を入れていた時も約定するそうです。

FXCM系の業者は

FXCMジャパン
新東京シティ証券
FX−REAL

などです。

株式市場に比べてマーケットが連続して開いているのが
メリットの一つである為替市場ですが、
チャートの窓には注意しましょう。

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