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日本円


今回は、日本の通貨、「円」についてです。

日本に関する基本的な経済に関する情報と、
日本円の特徴・リスクについてご紹介していきます。

■経済データ

人口…約12777万人
政策金利…08年3月現在0,5%、
実質GDP…561兆2903億円
GDP成長率…07年度2,1%
一人当たりGDP…36,811ドル
外貨準備高…1,007,981百万ドル
貿易収支…11兆4515億円


■日本円の特徴・リスク

日本円は米ドル、ユーロに次いで取引量が多く、
世界三大通貨」の一つに数えられています。

日本円の為替を動かす主な要因に貿易と金利があります。
金利という面では円安への力が、
貿易という面では円高への力が働いています。

まずは貿易について。
一般的に日本の会社が外国にモノを売るとき、
その代価を外国の通貨で受け取ります。
それを日本円に換金する際、外貨が売られ日本円が買われる
という動きがおこります。

このとき円高圧力がかかることになります。
日本は自動車産業などの輸出産業が盛んであり、貿易黒字国です。
そのため、黒字額分だけ円高傾向が進む要因になるのです。


つぎに金利についてです。
日本は長らくゼロ金利を続けてきました。
2006年7月にゼロ金利を解除した今でも、依然として0,5%という低金利です。

諸外国と比べると相対的に低いため、
自然と円を売って外貨を買うという動きが活発になります。

このため、円安方向へと進む要因になるのです。
少し前に話題になった円キャリートレードも、
低金利という条件に注目した、円を一度借りた上で売って外貨を買う取引です。

FXも、証拠金として円を借りて外貨を買うため
円キャリートレードであると言えますね。
投資という観点で見たとき、日本円は売られやすい状況にあります。


このように、円高要素と円安要素をあわせ持つ日本ですが、
ここ最近はずっと円安傾向が続いていました。
貿易黒字額以上に円が売られていたためです。

サブプライム問題が起こるまで、貿易黒字額以上に
円が売られていたため、円安が進行していました。

サブプライム後は外国の投資家による
円キャリートレードの巻き戻しやアメリカ経済の先行き不安などで、
円高に進みました。

今の為替でいかに投資マネーの影響力が大きいか思い知らされます。

最近では中国やインドの経済的な成長が注目されるようになって来ました。
アジアでの日本の経済的地位や重要度が低下すれば、
次第に円が円安に進むことも考えられます。
(個人的には、日本にはぜひアニメと漫画とゲームで頑張って欲しいところです。)

また、日本特有のリスクとして地震があげられるのではないかと思います。
もし首都直下型地震でも起こり日本が混乱するような事態になれば、
円は大きく売られることになるのではないでしょうか。
無論起きて欲しくはないですが…

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出典
内閣府経済社会総合研究所
財務省
IMF World Economic Outlook
JETRO
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