IMMポジションとは、シカゴ取引所の国際通貨先物市場での建て玉を集計したもののことです。
アメリカでは、各取引所での商品先物の大口建て玉の公開が義務付けられており、その中でも取引量が最大規模であるシカゴ取引所の建て玉が注目されているのです。
建て玉は、買い―売り で計算されます。また、建て玉は、投機筋と商業用で分けられ、一般的には投機筋のポジションが注目されています。
その理由として2点があげられます。
1.売りに傾いているか、買いに傾いているかで、投機筋が相場をどのように捉えているか推測できる。
2.投機筋は、必ず決済をするため、巻き戻しが行われる。つまり、どちらかに大きく傾いている場合、その巻き戻しのときに大きく市場が動きやすいのです。
例えば、買いに大きく傾いている場合、投機筋は相場に対して強気であり、上昇を見込んでいる。しかし、巻き戻しも大量に起こるので、利確や決済が起こると、一気に市場の流れが変わりやすいと推測できます。
IMMポジションは、金曜日午後3時30分(現地時間)に発表されますが、その週の火曜日取引終了時点での建て玉であるので、時間的に遅れがあることに注意してください。
また、一部の市場に影響力の強いファンドなどでは自らのポジションが公開されることを嫌い、通貨先物を利用していないこともあり、必ずしもIMMポジションが投機筋の動向を正確に反映していない場合もあります。
実際にドル円で、IMMポジションを見てみましょう。最新のIMMポジションは、外為どっとコム
などで見ることができます。

投機筋が市場に与える影響は大きく、IMMポジションと実際のドル円相場はかなり連動していることはわかるはずです。
FX取引をする際にIMMポジションがどちらにどれだけ偏っているかも、重要な判断材料になるのではないでしょうか。














