前回は日本国内の景気指標について勉強しました。
今回は海外へと視野を広げて、前回同様にアメリカの重要指標のいくつかを取り上げて、解説を加えてみましょう。
■FOMC(Federal Open Market Committee)
連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)が年に8回、基本的には6週間ごとの火曜日に定期的に開催される会合です。アメリカ金融政策の最高意思決定会合であり、日本でいうところの、日銀金融政策決定会合に相当するといえます。FRB理事7名とニューヨーク連銀総裁、11地区の連銀総裁から選ばれた4名の計12名で構成されます。
ベージュブック(米地区連銀景況報告)、物価動向、経済成長、雇用情報などを勘案して、金利、為替レートの誘導方針などについて議論されます。米ドルが世界経済の中心である現在、アメリカ経済を左右するこの会合は最も注目すべきポイントと言えるでしょう。
■フィラデルフィア連銀指数
前述の地区連銀のうちのひとつ、フィラデルフィア地区連邦銀行が毎月第三木曜日に、新規受注、在庫、出荷、支払価格、雇用者数などのデータを構成項目として、景況感を調査し、それを数値化したものです。これらの各項目について、1か月前と比較した現状と、6か月後の先行きの見込みを3段階評価で調査し集計しています。企業活動指数としての性格が強いですが、インフレ指標としても重要です。長い歴史を持つと共に、雇用情勢の変化に敏感に反応することから、もっとも有力な先行指標として多くの注目を集めています。
■ニューヨーク連銀指数
ニューヨーク地区連邦銀行が毎月15日に発表している景気指標です。新規受注や雇用を重点においてニューヨーク地区の製造業の景況感をインデックス化したものです。過去のデータ推移によると、前述のフィラデルフィア連銀指数の方が重要視されてはいるものの、それに先駆けて発表するために、近年マーケットの注目を急激に集めるようになった、比較的新しい景況指標のひとつに挙げられそうです。
以上アメリカの代表的な景況指標をいくつか取り上げてみました。
FXはトレイダーズ証券!






