投資系指標のうち今回は対米証券投資につて説明します。
対米証券投資とは、海外から米国の証券へ流入した金額のことで、米財務省が毎月これを集計し翌々月15日に発表をします。
特徴としは、米国の貿易収支と合わせて、米国へのフロー(資金の流れ)を把握できるということです。また、欠点は速報性に欠けるということです。発表されているデータが二ヵ月前のデータですから。
ではマーケットへの影響について考えてみましょう。
実際にはドル安時に米国へのフロー金額が減るとドル安材料になる可能性があります。
「米国へのフロー金額が減少 → 米国不安定 → ドル安 」
上記のような関係があると考えられるからです。
注:ただし、米国へのフロー金額は対米証券投資と貿易収支の両方から成り立っています。
つまり、対米証券投資額が米国の貿易赤字をカバーできるかどうかが大事ということになります。
対米証券投資の金額の大小に関わらず、
米国の貿易赤字のほうがもっと大きければ、
米国全体へのフローは減ったということになります。
まとめ、
ドル安相場のときに、対米証券投資が米国の貿易収支赤字を補填できない場合、これはドル売り材料になる可能性があります。






