みなさん御存じの通り、経済指標(特に景気系指標)には 「遅行・一致・先行」指標という分類の仕方があります!
ファンダメンタルズの結果を見る際には、単純に予想値と離れていたかどうかだけではなく、その指標が少し前の経済状況を反映しているのか、もしくは今後を占う示唆となるのか、見極められたらいいですね。
今回は、経済のちょうど現状を映し出すと言われている、「一致指標」を取り上げてみます。
消費系指標
小売売上高(米)
百貨店などのサンプル調査をもとに、米国商務省が発表している売上高のことです。
アメリカのGDPの70%は個人消費で構成されていると言われているので、アメリカ経済に与える影響が大きい一致指標です。
なお、日本においては商業販売額がアメリカの小売売上高に対応しています。
産業系指標
鉱工業生産(米など)
これは鉱工業部門の生産動向を指数化した一致指数です。GDPとは異なり、毎月発表されるので、速報性があり、まさにその時の景気を探るのに注目です。
不思議に感じるかもしれませんが、アメリカではFRBによって発表されており、金融政策の材料とされたこともある、意外と重要な指標です。
雇用系指標
米国雇用統計:非農業部門雇用者数
米国雇用統計の中でも、一致指数として投資家に注目されているのが、非農業部門雇用者数です。失業率が遅行指数であるのに対して、非農業部門雇用者数は景気に連動した、一致指数です。
ちなみに、非農業部門雇用者数とは、農業以外の職業の人の、給与支払い帳簿を元に雇用者数を集計したものです。
景気系指標
景気動向指数(DI) (日本)
DIは産業・金融・労働など複数の項目の景気指標をまとめた、景気全体の動向を知るための指標です。
DIは景気転換点の判定に使われ、先行指数、一致指数、遅行指数の3つを合わせ持ってます。つまり、先行指数をつかって景気の先の動きを読み、一致指数をつかって今の景気を読み、遅行指数をつかって、確認できるわけです。







