今日(10月30日)、日銀は金融政策決定会合で
政策金利である短期金利(無担保コール翌月物)
の誘導目標を0.5%から0.2%引き下げ、0.3%と
することを決定した。
世界的な金融危機に対し、
日本が世界に協調して利下げを行った格好だ。
しかし、その利下げ幅は、市場の事前の0.25%引き下げ
という予想に反し、0.2%にとどまった。
さらに、政策委員8人のうち、利下げに賛成4人、反対4人と
同数に分かれ、最後は議長である白川日銀総裁の判断で
利下げが決定した。
0.2%という予想より小さい上げ幅で、市場に
失望感が広がったのか、円は一時97円台まで上昇(ドルが下落)。
(利下げになれば、通貨は弱くなるが、事前予想で「0.25%利下げ」
を織り込んでいたのと、「材料出尽くし」もあって、ドル売りとなった)
今後の金融政策のかじ取りは、予想が難しくなった。
予想より利下げ幅が小さかったため、まだ利下げ余地があるという見方もあれば、
利下げに政策委員が4人も反対したことで、今後の利下げが
難しくなったともいえる。
また、中川昭一財務・金融担当相は
「円売り介入の可能性を否定しない」旨の発言を
記者会見で行った。現段階では「口先介入」の域を
出ないが、もし円売り介入が行われれが、円高に
「一定の」歯止めがかかることは間違いない。
円売り介入に便乗して、円を売るのもひとつの手。
ただし、円売り介入は、一時的な効果しかないケースが多く、
大臣からそのような発言が出ること自体、
「円高圧力」が強いのではないか?













