今回は、システムトレードのメリットとデメリットについて考えていきましょう。
前回の記事で、裁量トレードはエントリーを見送ることができる。システムトレードはそれができない。
と、書きました。システムトレードは売買ルールに基づいてトレードを繰り返すことを言います。ですから、これ以上上がらないようなところでエントリーサインが出てしまったり、その逆もあったりするのです。バックテストをしてみると、裁量ではこんなところでエントリーするなんてありえないような所でエントリーしていたりします。
これはデメリットなのでしょうか?
システムトレードの優れた点として、人間の感情が入らないということが大きく上げられます。
上の「こんなところでエントリー…」の例を考えてみましょう。
これ以上上がらないであろう、朝の始値から300pips以上上昇している。通常考えたらこれ以上上がる確率は低い・・・。なんて所。
トレンドフォローのシステムトレードだったらここでロングシグナルを出すとする。
裁量であったらよほどの確信がない限りロングエントリーはできないと思います。これだけ上がったんだから上がらないだろうなんていう論理的な部分よりも感情的な部分が大きく邪魔をすると思います。
結果として、トレンドブレイクでその後200pips以上上昇。システム通りの売買では利益が出たが、裁量の方では怖くてエントリーができなかった。
なんてことがあるわけです。
テクニカル通りに売買していれば利益が出たことがあったと後悔したことは誰でも一度はあると思います。
システムトレードはその「感情」の部分によるトレード機会の損失を防いでくれます。
これがシステムトレードの大きな利点ですね。
その分エントリールールに工夫が必要で、検証も膨大な量をこなさないといけないわけですが、裁量トレードでなかなか利益が伸びない方、新しい手法にチャレンジしてみたい方、システムを組んでみるという選択肢は如何でしょうか。
SGT7期 高橋克矢






